月下の音楽会
『月下の音楽会』
――赤い! この絵は原画をぜひ見てもらいたいなあ。回りの葉っぱのせいかな、原画ではもっとしっとりした感じ。
まる「いいですよ。これは自分でも赤っぽいイメージで描いてるから。月夜のシーンが大好き。イラストにしろマンガにしろ、月夜のシーンばかり描いてるような気がする。」
――そういえば多いねえ。太陽が出ているシーンより、自然に夜っぽいシーンを選んでしまう、と。
まる「そうそう。夕暮れとか、満月の夜とか。画面 が暗くなるのでなるべく避けよう、というつもりはあるんだけど、なぜか完成したのを見るとそういうシーンが多くなってしまう。」
――タンバリンを手に踊る妖精は、どういう設定なの? キャッツ村のどこにでもいる?それとも森に棲んでいるとか。
まる「音楽会が始まると、どこからともなく出てくる、ということですかねえ。」